にきびと亜鉛不足
ニキビが悪化している人は、亜鉛が不足している場合が多いです。一度できたニキビがなかなか治らない人や常にニキビができている人は、亜鉛不足を疑われます。
鉱物の亜鉛は人体には有害ですが、身体に必要な必須ミネラルのうち、鉄分の次に多い金属のミネラルがこの亜鉛です。骨に多く含まれていますが、肝臓や筋肉、前立腺などの組織に必要なミネラルです。
必須ミネラルが不足すると、有害なミネラルが多くなります。亜鉛には、この有害なミネラルの吸収を防いだり、排出をうながす役割があります。ヒスタミンなどかゆみ成分を抑えたり、免疫効果を促してくれます。また同時に、必須ミネラルを体内の必要な所に運んでくれる役割もあるので、ニキビで傷んだ肌の再生も助けてくれます。
亜鉛が含まれている食品としては、カキ・レバーが有名ですが、他に、チーズや納豆、牛乳や鶏卵、エビなどにも微量ですが含まれています。植物性たんぱく質よりも、動物性たんぱく質のほうが吸収率が高いので他の食品と組み合わせて効果的に摂取することをお勧めします。
亜鉛不足は、男子中高生の思春期ニキビに多くみられます。亜鉛は精子の形成をはじめ、身体の発育を促進するため、成長期の男子は不足しがちです。亜鉛が不足すると、髪の毛がパサついたり、脱毛の原因にもなります。また、味覚障害や貧血になりやすく、女性ならばホルモンの分泌が低下して生理不順になったりします。ダイエット等で肉類の摂取を控えたり、亜鉛の吸収を妨げる食物繊維の過剰摂取などから亜鉛が不足することもあります。加工食品ばかり食べていたり、偏った食生活の人にも亜鉛不足がみられます。
亜鉛不足の目安は、爪を見て判断できます。もし、爪に縦の筋や白い斑点ができていたら、亜鉛が不足しているサインです。
尿と汗で排出されやすく摂取が難しいため、サプリメントで補うとよいでしょう。